異音検査場や音響試験室など、外部の音を極力遮断する必要がある検査室では、高い気密性を備えた防音設備 が不可欠です。特に、自動車や精密機器、医療機器の品質管理においては、製品が発するわずかな異音を正確に検出するため、外部の騒音の影響を最小限に抑える環境 が求められます。そのため、入退室時にも外部音の侵入を防ぎ、内部の音響環境を一定に保つことができる扉 の設置が重要となります。

防音ブースでは、気密性が低い扉を使用すると、わずかな隙間から音が漏れ、検査精度の低下 につながる可能性があります。また、開閉のたびに外部の雑音が入り込むことで、測定結果に影響を及ぼす恐れもあります。そのため、防音性と気密性を兼ね備えた高性能な扉の導入 が不可欠です。

こうした厳しい環境下で、岸産業の「防熱扉」 が採用されています。この扉は、優れた遮音性能と高い気密性 を持ち、外部の騒音をしっかりと遮断します。また、開閉時のスムーズな動作を実現しつつ、密閉状態を保つ構造になっているため、検査室の静寂を確実に維持することができます。さらに、耐久性にも優れており、頻繁な使用にも耐える設計が施されています。

異音検査場をはじめとする防音ブースは、製品の品質を保証する重要な施設です。岸産業の「防熱扉」 は、その環境を支える重要な役割を果たし、より正確な検査・測定を可能にしています。